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私の心霊体験(?) 第2回 昔の母親の家に何かを伝えに来たのは・・・


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心霊体験記事の第2回。

今回は、記事タイトルにある『私の心霊体験(?)』ではなく、母親の家族(私の母親、叔父、祖母、祖父)から聞いた話。

 

第1回の記事にも書いたが、この心霊体験シリーズは、下記のもとで記載することとしている。

 ・信憑性を保つため、私自身、あるいは私の身内(家族)の体験に限る

 ・ 体験したことをリアルに伝えたいので、ザ・怖い話といった感じのオチのあるよな書き方にはできないかもしれない

 ・体験の恐怖度のレベルを、私自身が感じる怖さから5段階「甘口、中辛、辛口、激辛、超激辛」で表す
  ※このレベルは最近ハマっているYouTubeチャンネルの オウマガトキFILM さんのをマルパクリした形である。(オウマガトキFILMさんへ。無断でマルパクリしてすみません…どうかお許しを。)

 

それでは、さっそく今回の話に移る。

母親が小学生低学年の頃に起こった出来事。

 

怖さレベルは・・・ 甘口

 

※ちなみにこの記事を書きはじめる直前、ついさっき、母親に電話をして事実と住んでいた家の様子を再確認した

母親が住んでいたのは昔の平屋。

玄関の戸はつっかえ棒で鍵を閉める、馬小屋が併設している、土間がある、囲炉裏の名残がある、風呂は薪風呂、などなど、いわゆる一昔前の家という感じだったそうだ。

玄関からすぐが土間。土間のすぐ脇には台所があったそうだ。

土間からの間取りとしては、

土間 → 居間 → 私の曽祖母、曽祖父の部屋 → 座敷 → 私の祖父、祖母、母、叔父の部屋

と、廊下伝いに奥に続く感じだったとのこと。

古い家だが複数の部屋があり、決して小さくはなく、まだ小さな母親からすると少し広めに感じる家だったという。

 

そんな今では少し想像しづらい昔の家に住んでいた母親家族だが、ある日の夜中、不思議な音を聞く。時刻は夜中の1~2時頃だったらしい。

その音は台所のほうから聞こえ、チャリチャリチャリチャリッ…と茶碗が鳴るような連続音だったようだ。母親が言うには、かなり激しく大きな音だったとのこと。台所は、母親が寝ていた部屋から離れているのだが、静かな家全体に響き渡り、母親の部屋からもはっきりと聞こえるほどの音だったという。

その音は母親だけでなく、大人たちも聞いていたようだ。母親は子供だったこともあり、かなりの恐怖心を持ち、部屋にこもっていたとのこと。

どうやら大人たちは各々の部屋から出て台所へ向かったようだが、台所へ行くと既にその音は聞こえなくなっていたようだ。「何の音だったんだべ?(南部弁)」と不思議なことが起こったと話していたらしい。

何だったんだろうという疑問は残ったままではあったが、家族は再び床に就いた。

 

その数時間後、まだ夜が明けきらない早朝のこと。ドン!ドン!ドン!と、玄関をたたく大きな音がしたそうだ。

その音で再び起きた母親の家族。

 

玄関を開けると、そこには親戚がおり、「○○さん(母親の叔父)が亡くなったので知らせに来た」と言ったそうだ。
 ※昔、母親が住んでいた地域(あるいは日本全国?)では、人が亡くなった際に直接家に出向いて人の死を知らせるのが一般だったとのこと

 

そこで大人たちは、「さっきの茶碗の音は、○○さん(母親の叔父)が知らせに来たんだな」と言っていたらしい。

チャリチャリチャリチャリッと激しく鳴る茶碗の音。もう50年以上も前のことだが、母親は、かなり怖かったことして未だに鮮明に覚えているようだ。

 

母親のみでなく、大人たちも聞いた茶碗の音。それは本当に、母親の叔父が天国に旅立つことを伝えに、そして母親家族にありがとうを伝えに来たのかもしれない。そう思うと、「この話から少し怖さが消える」と感じるのは私だけではないはずだ。

 

(おまけ)

母方の家族が私にこの話を教えてくれた際、私の祖母は、「○○さん(母親の叔父)はかなりの働きものだったから、きっとあの時、台所で茶碗支度をしようとしてたんだべなー」と、全く意味がわからない考察をしており、その意味のわからなさが一番のホラーだった。

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筆者の心霊に対する考え方はこちら 

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