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オーストラリア在住者が書くブログ

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幽霊や心霊現象って本当?という話は、答えが出ていないからこそ飽きない


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英語習得に関する記事をメインにブログを書いてきている筆者を認識している方であれば、タイトルを見た時点で、「こいつ頭がおかしくなったか?」、それこそ「こいつ幽霊にでも取りつかれたか?」と思ったかもしれない。

 

安心して頂きたい。何にも取りつかれていなければ、頭も正常に機能している。

実は、筆者はかなりの心霊・オカルト好きである。今回は、心霊系の記事を書いてみたい。「これこれこういうことから、幽霊がいるかもしれないよね?」という感じのユルめの内容である。

心霊の記事を書こうと思ったのは、最近、YouTubeの心霊系動画にハマっているからである。日本が真冬(執筆日:2021年1月21日)であることを考えると最高に季節外れだと思われるかもしれないが、オーストラリアは今真夏なので、筆者はまさに怪談の季節の中で大盛り上がりなのだ。今回の記事を皮切りに、今後も自身の不思議な体験の紹介も含め、いくつか心霊系の記事を書こうと思っている。

 

やや唐突だが、一時期、筆者は科学者を本気で目指していた。これを聞くと、「科学的に証明されていない幽霊を信じない立場なのでは?」と思うかもしれない。しかし実際は真逆で、科学を知ったからこそ、特に統計手法の理解が深まったからこそ、「科学的に証明されていないこと=存在を全否定すること」にならないと今では思う。

筆者の立場としては、幽霊がいると信じたい気持ち50%、そんなものいるわけあるかい!という気持ち50%といったところだ。

幽霊が科学的に証明されていないことについて

”科学的証明”について少しだけ踏み込むと、基本的に科学の分野では、「ある仮説が正しいらしい」かどうかは、再現性がある前提で評価される。

わかりやすさのために、かなり簡単な例を挙げたい。怪しいコイン(表の方が多く出る傾向にあるように思われる)があったとする。正常なコインの裏表は、表 1/2、裏 1/2の確率で出ることが期待されるはずである。そこで、「怪しいコインを100回投げ、表1/2、裏1/2の確率に従うかどうかを、ある基準をもって決めよう」というのが統計解析である。たとえば今回の例の場合、「表 40回、裏 60回~表 60回、裏40回の範囲に収まったら正常ということにしよう」というような感じである。

ここで気づかれたと思うが、科学的検証は、再現性を評価できなければ(複数回の試行が可能でなければ)成り立たないのである。仮に、「幽霊、心霊現象が何物なのかがわかっておらず、繰り返し観測するための手法や道具が開発されていないのであれば、科学的に検証できない」というのが筆者の見解である

踏み込みすぎたり生意気なことを言い過ぎると、ボロが出たりバリバリの科学者からこてんぱんにされかねないので、科学に触れることからはこれくらいで逃げようと思う。

昔から一定数有る幽霊の目撃情報や心霊体験

世界的みると、紀元前の時代から、古代エジプトメソポタミアの地域などで幽霊が信じられていたようだ(Wikipedia: Ghostより)。日本では、少なくとも平安時代後期から、書物の中に登場するようになったとのことである(下記記事より)。
幽霊の正体は?ひゅ〜どろどろ〜の音は? 幽霊の歴史に迫る! | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

そしてもちろん現代においても、幽霊の目撃談や心霊体験の話は絶えない。私の中で強く印象に残っているのは、東日本大震災後に挙がった幽霊の話である。「震災による死に対する人々の向き合い方、感じ方」をテーマに卒業論文を書いた、東北学院大学の女子学生さんがいる(下記参照)。

石巻のタクシー運転手は、なぜ幽霊を見たのか? 工藤優花さんが語る被災地の「グレーゾーン」 | ハフポスト

この女子学生さんは、石巻市のタクシーの運転手たちに「幽霊を載せたか」というインタビューをしたようだ。回答してくださった何人かのタクシードライバーさんのリアルな心霊体験を読むと、被災地の方々、亡くらられた方々、タクシードライバーさんへの敬意から、ただの作り話だとして言い切るわけにはいかない。

このように、そうした体験をしましたという話は昔から後を絶たない。そして、体験をした方からすると、それは本当に彼ら自身が体験したことなのである。

心霊動画に写る説明できない現象

心霊・オカルト好きにありがちなことだと思うが、筆者はよくYouTubeで心霊動画を見る。海外のExploring系から、日本の心霊検証系の動画まで、幅広く見ている。その中には、説明がつかないような現象やものが、リアルに見える形で写っているのである。

中には、「明らかに偽物だとわかるわ!もう少し本物だと思えるように、ロマンを持てるように、うまく映像処理してくれ!」とつっこみたくなるようなものもあるが、本物に見えるようなものもたくさんある。

最近かなりハマっているのは、オウマガトキFILMというYouTubeのチャンネルだ。心霊スポットやいわくつきの場所に夜に潜入し一人検証というのをやるのだが、その映像やそこで起こる怪奇現象が本当に怖い。そして、嫌なほどリアリティがあるので、「これ本物か?」ではなく、「頼むから偽物であってくれ!」という気持ちになるのである。個人的にかなり応援しているチャンネルでもあるので、別の記事でオウマガトキFILMさんを詳しく取り上げようと思っている。
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2021/2/16 追記
オウマガトキFILMさんの紹介記事を投稿したので、興味がある方は是非。 

kiyoping.hatenablog.com
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こうした心霊動画の中の現象は、「本物か?」、「本物だとしたら何でこんなことが起こったのか?」、「霊がいるとしたら何を訴えたいのか?」というように、答えがはっきりしないため面白い。

筆者自身の不思議な体験

心霊体験かどうかは不明なのだが、実は筆者自身も不思議な体験をしたことがある。体験自体は、「本物のオバケを見た!」、「心霊体験と断言できる!」というようなものではないが、偶然とは思えないことだったり、何だったんだろう?と説明がつかないものだったりする。「説明がつかないことを無理やり心霊現象と解釈してるのでは?」と思われるても仕方がないような内容だったりするが、それでも私自身が本当に体験したことである。これらの体験については、今後、複数の記事に分けて詳しく紹介したり考察したりできればと思うので、オカルト好きの方は楽しみにしていて頂きたい。

 

以上、今回は当ブログとしては新しい試みとして、心霊系に関する記事を書いてみた。やはり記事を書いていて思ったのは、「これ系の話について飽きないなと思うのは、本当かどうか結局のところわからないから」というところだ。

いるかもと思う理由:科学的に否定されていない、科学的検証が成り立つかもわからない、それっぽい映像が出回っている、体験談を聞く、自身も不思議な体験をした

いないかもと思う理由:科学的に肯定されていない、脳が見せる幻覚なのではという科学的見解がある、心霊映像の中には明らかに偽物とわかるようなものがある、100%心霊体験だと言える体験をしていない

このように、肯定できそうな理由もあるし、否定できそうな理由もあるからおもしろいのだ。幽霊がいるか?いないか? これはすぐには答えがでそうにないテーマなので、筆者としては、これからも長く心霊・オカルトを楽しめそうである。