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オーストラリア在住者が書くブログ

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ブログを書くことで得られる副産物 - 頭の整理、自己分析、ストレス発散

そろそろ私のブログ記事数が50に達する。

元々、「オーストラリアでの留学・ワーホリ体験記を書こう」と思い、渡豪直前の2018年12月にブログ開設。当初は、「ブログで稼いでる人がいるらしいやん。俺もいけるんじゃね?」というナメた考えもあった。

今は見ての通り、想像していたものとは違ったブログになっている。留学・ワーホリ体験記をほぼ書いていない点でも、ブログで稼げていない点でも。

ただ、ブログを続けてきたなかで、元々想定していなかった「ブログを書くことの副産物」があると思うようになった。その副産物とは、「頭の整理、自己分析、ストレス発散」である。他にも良いことは挙げられるのだが、今回は「自分の頭の中がすっきりするよ」的な主張である。

頭が整理される

必ずしもブログである必要はないが、自分の考えをアウトプットすることは、頭を整理するための最適な手段の1つである。特に、考えを書きだし、「論理的な思考ができているか?」、「自分の主張に一貫性があるか?」といった観点で眺めることで、自分のペースで考えを整理していくことができる。

往々にしてあるのは、考えがまとまっているつもりで記事を書き始めるが、意外とまとまっていないことである。「4つ言いたいことがあると思っていたが、書きだしてみると、実は3つだったと気づいた」、なんていうのも良くあることだ。この辺のことはブロガーあるある的な感じで、「わかる!」と共感してくれるブロガーさんもいるのではと思う。

恥ずかしい気持ちを抑えて共有するが、この記事も正に「実は考えがまとまっていなかった」パターンだ。筆者は昨日昼過ぎ、「よっしゃー、この記事はスラスラ、一気に書き終われる気がする!」と意気揚々で書き始めたが、全く考えがまとまっておらず、15分ほど記事が進まなくなってしまい、一晩放置することとした。

書きだした際の仮のタイトルは、「ブログを書くことで自己分析ができる」・・・。自分の中で、「自己分析」を前面に押し出したい気持ちがあったために、他にも主張したいと思っていた「頭の整理」や「ストレス発散」のことが、あたかも「自己分析」の一面であるかのように思ってしまっていたのだ。この説明だと、「筆者が何を考えていたのかようわからん」と思うかもしれないが、私自身もようわかっとらんのでご安心を。

自己分析

筆者は、「ブログを継続的に書くと自己分析になる」と最近感じるようになった。自己分析というよりは、「自分を知る」、「自分自身を見つめ直す」と言った方が伝わりやすいかもしれない。どのように自分を知る、見つめ直すことになるのか、具体的にいくつか挙げたい。

まず、私のブログのように雑記的に書くブログでは、興味があることを中心に記事を書くこととなる。そのため、自分のこれまで書いてきた記事をざっと見直すと、自分は何に興味がある人間なのか(あるいは、ある時期に自分は何に興味があったのか)が見えてくる。

自分の例でいうと、「1年前の自分は、語学習得について発信することに強い興味があったな」、「今は興味の幅が広がってる感じで、幅広い内容で発信しているな」、「昨日書いた心霊系の記事、それ系が好きというのもあって、書いてる時はやっぱ楽しかったな」というように、客観的に自分自身を見ることができる。

 

次に、「ブログ記載に自分が何を求めているのか?」というところも見えるところだ。私の場合、頻度は多くないが、「収益化を第一の目的としたブログにすべきでは?」と思うことがある。これもブロガーあるあるだと思うが、どうしても「ブログ運営」を考えると「収益」という言葉が、頭の中で自動的にポップアップされてくる。

それで、「収益を出せるブログに方向転換しよう!」、「自分の興味を優先して書くブログは当分やめよう」と思ったりするのだが、結局、そうした方向転換ができないのである。それは結局のところ、「自分の興味と向き合うこと」、「自分の考えを発信すること」、「共感を得ること」などが、ブログ記載に求めていることであり、「お金儲け」に関しては本気で求めていないからだと思う。ブログを運営することで、こうした「ブログへの向き合い方」的なところも見えてくるのだ。

 

他に、ブログをする自分から見えることとして、「自分は面倒くさがりだ」、「自分は、興味のないことに関しては一切書く気が起こらない人間だ」、「自分は記事がくどくて長い。実生活では話がくどい人間にならぬよう気をつけねば」、などなど、自己に関する色々な気づきがある。そういった意味でも、ブログの継続は深い自己分析に繋がると思う。

ストレス発散

最後は、記事を書くことでのストレス発散。筆者は、ストレス発散を第一の目的として記事を書くことはないが、それでも、ちょっとした不満や愚痴をブログの主張に乗せる形で書き殴ったことが無くはない。一見、愚痴ブログに見えないようなものでも、書いているモチベーションが、「ある人に主張を否定されたから」、「この考えは理に適っていると思うのに、伝わってほしい人に伝わらなかった」、みたいなこともあったりする。

そうしたときに、自分の考えを思いっきり書いて、不特定多数に人に公開することで、少なからずストレス発散になったりする。もちろん言うまでもなく、攻撃的な内容、特定の個人や団体を誹謗中傷するような記事、独りよがりな押し付け記事、みたいなものは、いくらストレス発散になるからといっても書くべきでないと思うが。

 

以上が、今回私が「ブログを書くことで得られる副産物」として紹介したかったことである。

考えがぐちゃぐちゃでなかなか整理されない。自分って結局何に興味があるのかわからない。悶々と思っていることをとにかく発散したい。という人にとっては、継続してブログを書くことが、それらを解決に導いてくれるかもしれない。